東京への一人旅、春の旅行会二人で参加を決意。今後主人と共に何処へでも行こう。
美しいものは美しく、おいしいものはおいしく、幸せを味あう。
無事に初釜の行事を済ませ、二月大炉、三月釣り釜、四月スキ木釜、行事山積である。
「利久にたずねよ」最近読んだヒット作である。溺女たる愛と、美への追求、生涯をかける反骨の精神、素晴らしかった。限りある命に乾杯の心境である。
我が家から眺めるタ日は素晴らしい。真っ赤な太陽が黙って没する夏、茜色に衣を替えて壮大なる交響曲を奏でる秋。横なぐりの吹雪の中雲間に薄明かりを見せる冬。
虹色に暮れなずむ紫の序曲、春。タ暮れの光の中で。
生きていてよかった。